初夢の財前さん

 

新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

みなさんは初夢はお済でしょうか?
私は財前さんの夢を見ました。

 

財前さんというのは、私の夢の中に時々現れる80歳ぐらいの好々爺。
若いころはすごいイケメンだったんだろうなと思わせる、なかなかの男前なのです。

 

財前さんは私が夢の中で旅行しているときに、偶然居合わせる形で登場します。
かれこれ5回は遭遇していて、「またお会いしましたね」と財前さんからあいさつしてくれます。

 

年末の夢では、財前さんの奥様(この方も素敵な淑女)にも出会いました。
最初にその淑女と話していたら、奥から財前さんが現れてお二人が夫婦と知ったような感じです。

 

今年の新年は、初日の出を見に行く予定をたてました。
新年当日、夜中近所の神社に出向き、かるく夜のドライブをしてから3時ごろに帰宅。
日の出が上がる1時間前までオールしようと、ネットフリックスのSFドラマを見ていたら案の定寝落ち。

 

普段の私ならそのまま寝ていました。
そして夢の中でも寝ている私。
ひなびた旅館の、まだイグサの匂いがする畳の客室で、まっさらな布団で惰眠をむさぼっていました。

 

すると財前さんが優しく「そろそろだよ」と私に声をかけました。
現実世界の私もはっと目が覚め、時計を見ると6時10分。
初日の出は6時50分。

 

年始早々バタバタしちゃいましたが、人生初の初日の出を拝むことができました。
風もない良い冬晴れに恵まれた新年の朝でした。
「今年も頑張ろう」と思えるスタートを切りだせたのは、財前さんのおかげです。

 

今年もよろしくお願いします。財前さん。