風水に「ゴミが悪い運気を溜め込んでしまう」という教えがある。
ゴミは生ごみではなく、「押し入れに入れっぱなしの使わない物」のことだ。
私は風水に明るいわけではないが、たしかに押し入れに要らないものを突っ込んでいると
ほこりが溜まったり、何かを取り出すときに億劫になったりするからその通りだなぁと思う。
数か月前、押し入れの中を掃除した。
読まない本、使わない材料、座卓、着なくなった洋服……
これらを全部地元のごみ処理センターに持って行った。
ごみ処理センターは山の中にあると聞いていたが、あんなにも道が悪いところにあるとは思ってもみなかった。
いつもゴミを回収してくれる回収業者の方には頭が上がらない。
押し入れの中にあった不用品だけを捨てただけなのに、部屋の中がやけにすっきりしている。
押し入れの中がスカスカになっただけで、特段居間や寝室を掃除したわけじゃない。
たぶん、押し入れの中にあった「悪い運気」が消えたのだろう。
不思議な感覚だ。
若干部屋が広く感じるからぜひやってみてほしい。
物を捨てるのは結構勇気がいる。でも使っていない物は捨てるに限る。
要らない物に溢れている部屋よりも、必要なものしかない状態のほうが
同じ家賃でもすごくコスパが良い。
(もしも3畳分不要なものがあったら、3畳分の家賃が無駄ということになる。)
最近、なんだか部屋の中が狭く感じる。
また要らなくなった物とさよならをすべき時期なのだろう。
本格的に寒くなる前にやらなければ。