穴という穴

 

撮影の関係で浄化槽を埋設する現場に行きました。

戸建て用の浄化槽なのでそこまで大きくないのですが、幅は両手を広げたぐらい、高さは170~180センチぐらいでしょうか。

その浄化槽を地面の中に埋めるために、ユンボを使ってサイズピッタリな穴を現場の方がせっせと掘っていました。

(普段写真でしか見ない現場の風景なので、すごく楽しかったです)

 

浄化槽がちゃんと入るか、掘りたての穴の中に人が入って長さを測るのですが、結構深い穴なんです。

よくどっきり番組で芸能人さんが穴に落ちるじゃないですか。

あれとほぼ同じぐらいの深さでした。

深い穴ですが、落とし穴には安全面を考慮してスポンジとか敷いていますよね。

でも、浄化槽の穴には何もないどころか、浄化槽が沈まないように固い板をあらかじめ敷くのです。

 

つまり、うっかり穴に落ちたら怪我じゃすまないかもしれないのです……。

よく考えたら2階建ての建物ぐらいの高さ(この場合深さ)があるんですよね。

そんな高さからうっかり落ちてしまったら……!

 

そんなところにひょいっと出たり入ったりする職人さんってやっぱりすごい。

自分は高所恐怖症なので、このお仕事だけは絶対にできません。

本当に、尊敬しちゃいます。