散歩中、俵上の赤い実を発見。
大きさはちっちゃいハムスターぐらい。
中がスカスカなのか、押すとベコンとへこむ。
食べられるか気になって父親にLINEで写真を送ってみた。
この実の名前は「カラスウリ」と言うらしい。
ちなみに生食はできないようだが、シロップ漬けすると美味しいらしい。
名前の由来は、この実(瓜)が絡まった木は枯れてしまう、とのこと。
動物のカラスではないのはちょっと意外。
父親が小学生だったころ、この実のワタを足に塗ると徒競走のタイムが縮むというジンクスがあったらしい。
もしも足の速さじゃなくて足が細くなるジンクスだったら塗りたくっていたかもしれない。
帰宅して早速実を切ってみた。
臭いは…例えるなら雑木林の臭い。見た目が可愛いから臭いのギャップがすさまじい。
中身はほとんどスカスカで、黄色いワタと、ころころした黒い種が入っていた。
この種、ミッフィーに登場するボリスとバーバラの顔にそっくりでとてもかわいい。
打ち出の小づちのような形にも似ているとのことで、財布に入れると金運が上がるというちょっとした縁起物だとか。
この黒くてぷっくりつやつやした種だが、翌日になると表面が乾燥して見る影もないほどの乾物になってしまっていた。
その変わりぶりはエイの干物に匹敵する。
実は財布に一粒、今も入れっぱなしなのだがどうなっちゃっているのか怖くて見れない。
粉砕していたらどうしよう。